猫オーナー様にオススメ!爪研ぎでボロボロになった壁を漆喰でリフォームします

工作室

猫と一緒に暮らしていると共感頂ける悩みだと思いますが、我が家の壁も爪研ぎに使われてボロボロになりました(>_<。)

特に角部分がお気に入りなんですね。

一生懸命ガリッガリッガリッガリッガリッガリッ・・・いつまでもやってます。「やめなさいッ」って言うと(´・ω・`; )みたいな顔してて、かわいいんですけどね。でも壁がボロボロになってると、やっぱり廃墟になった家っぽくなってしまう・・・

壁をシートで保護したり板張りしたり麻ヒモで作ったり試行錯誤しましたが、用意したところでは爪研ぎしないんですね・・・段ボールにビニールクロス貼ってもダメでした。すると今度は別の壁でガリッガリッガリッガリッガリッガリッ・・・壁のボロボロはさらに拡大。

根本的に解決しないとダメかな思って、壁に漆喰を塗ろうってなりました。

漆喰塗りは和室から始めて、寝室塗って、階段で3回目となります。

始めるときに半日講習会に参加して、珪藻土とどっちが良いかを聞いてみました。

「猫ちゃんの爪研ぎから守りたいなら、ツルっとした質感の漆喰が良いですよ」と勧められました。

一緒に暮らす動物たちの匂いが気になる場合は、珪藻土のほうが良いみたいです。

階段の壁を塗るのに大変なのは天井をどうするかってことでした。

2階の床と同じ高さがあれば脚立を使えば天井塗りが出来るかな。足場を作るしかない。

最初に階段をしっかり養生してから2×4材と2×6材を使って足場を組み立て。作業中も階段は使うので取り外せるようにしました。ウッドデッキを製作したときの経験を活かせたかな。

尺のある材料が必要ですが、つなぎ合わせた材料は強度不足でした。使用は止めたほうがよさそうです。

人が乗る前に物を乗せたり動かしたりテストはしましたが、最初に乗るときは怖かった。

ヘルメット被って緊張しながら一歩一歩進む・・・グラグラすることは無いな、大丈夫?!

作業に疲れたら寝たりして、少しの間だけロフトを満喫してました。

足場が出来たので、ようやく作業開始です。

我が家の壁構造は、一般的な木造住宅の壁構造だと思います。

やることは「ビニールクロスを剥がして、石膏ボードに2mm厚の漆喰を塗る」作業になります。

工程1:ビニールクロスと裏紙を剥がす

ビニールクロスはカッターで軽く切れ目を入れて、つまんで引っ張れば剥がせます。

一緒に裏紙も剥がれれば良いんですが、ビニールクロスは石膏ボードに糊付けされているので、ほとんど裏紙が残ってしまいます。

水をスポンジに十分含ませてから、裏紙に水をつけます。少し経つと裏紙がふやけるので、スクレーパーで剥がしていきます。季節によっても違いますが乾いてしまうと剥がせなくなるので、再び水をつける、スクレーパーで剥がす・・これを繰り返します。

単純作業になりますので、頭の中を無にしたり、音楽やラジオ聴きながら作業して、癒しの時間に変えるようにしました。

工程2:養生する

塗る場所以外をすべて養生します。全体の作業の中で養生が一番大事のようです。一番キツイ作業でもありました。

ドアやスイッチカバー、階段の手すりもすべて外して養生します。

ドライバーなどでネジを外したら、必ずネジ穴の位置をマーキングしておきます。ネジは間注がある場所に打ち付けてあるので、元に戻すときにネジを打ち込む場所が分からなくなると、固定出来なくて焦ります(;^_^

工程3:下地づくり

石膏ボードのつなぎ目や、ビスが打ってある穴など平らになっていない部分は下塗り材を塗ります。

平らになっていないと後でヒビ割れするそうです。

平らになったらシーラーを塗ります。

シーラー塗りは下地になる素材(石膏ボード)が漆喰を吸ってムラになるのを防いだり、石膏ボードとの密着を高めるために必要です。

工程4:漆喰の下塗りと仕上げ塗り

漆喰は固すぎると塗ったときに伸びていかないし、柔らかすぎるとコテに上手に載せられなくて垂れてしまいます。ボタッ…ボタッと垂れるくらいまで、こねて練ります。

下塗りした後は乾燥するまで斑点模様みたいになるので、斑点模様が完全に消えたら仕上げ塗りですね。

部屋のイメージが見えてきたら、だんだん終わりも近い。ラストスパートです。

仕上げ塗りが乾燥したら、養生を外して、スイッチカバーや手すりを元に戻して作業おわりっ!

いまだに爪1本でも立てた痕跡がありません。

一番爪研ぎしていたところに新しく爪研ぎ場所を作ってポンポン置いたり、マタタビで誘導しても、やっぱり・・・やりませんでした・・・

いまは前に作ったしたイスの脚で一生懸命やってます。まぁ使えなくなったら作り直せばイイか。

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

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