暮らしが変わる!壁一面のキッチン棚DIY実例

工作室

以前は使うものをとりあえず置けるところに置いてある、そんな状態でした。

置き場のないキッチン家電はカウンターに置いたりしてあるし、ごちゃごちゃしてて落ち着かない、使い勝手など何も考えていなかったスペースでした。

狭いキッチンスペースでも快適に暮らすために高さも有効に使う。

備え付けのような壁一面のキッチン棚にしようと決めました。

壁一面にキッチン棚を設置するための準備

イメージを書き出す

アイデアをスケッチする。

スケッチはとても大事です。頭の中でイメージしたことをまずは書き出してみます。こないだイケアで見た棚のデザイン良かったとか誰かのマネで良いと思います。それが欲しいと思っている棚ですから。

スケッチでどんな作品にしたいのか考えが整理されるし、新しいイメージも出てきます。最初はどこか見た誰かのマネから始めても、考える間に自分だけのアイデアが生まれてくる可能性もあります。

カウンターだけのお店のような棚にしたい。

最初に考えたのは、居酒屋で見るお酒のカッコ良いラベル並んであるのイイなと思ってました。ビン詰めされたお茶の葉やコーヒー豆が並んでいるのも作りたいし、毎日使うカップはすぐに取れるようにしたい。細々したものは乱雑だし見えるとうるさい感じがするな。出来た料理の盛り付けが出来るスペースも欲しい。炊飯器とかホームベーカリーはどこに置く?使うときに引き出せるの良かったなとか、やりたいことをあぶり出しながら、どんどんイメージを固めていきました。

限られたスペースでどこまで理想に近づけられるか。考えてる時間って夢が膨らんでいくから本当に楽しい。1日中考えてました。

図面を描く

デザインが決まったら図面を描いてみます。

DIY向けの設計ソフトはたくさんありますが、ずっと「もでりんCloud」を使っています。あらかじめ2×4材など規格材も用意されているし使いやすいです。アプリ版からずっと使っています。

図面を描くとさらに色んなことが見えてきます。スペースが取れないからレイアウトを変えよう、部材は何が必要か?それに必要な予算も決まってきます。組み立てるときの順番も見えてきます。図面が完成したら作品の90%は完成といっても過言ではないでしょう。

室内家具に安心!天然素材のススメ

天然素材の仕上げと維持管理

部材の塗装には有害な物質を含まない天然素材「渋柿」を使います。

天然素材ですが防腐や防虫の効果もあると知りました。

水で少し薄めて刷毛塗りしたんですが、なかなか均一に塗れなくて刷毛ムラになりました。やはり天然素材なんだなと実感しました。

ムラも見ようによっては雰囲気ありますけどね。時間を置いて何度か重ね塗りします。

木目も浮き立ってるし満足はしていますが、使っていくと擦った跡や水が付くとシミになります。

アンティーク調といえば恰好良いですが、インテリア全体と統一感が無いと逆に安っぽく見えてしまうので定期的に塗り直すメンテナンスは必要ですね。

外枠を作ると全体像が見えてくるので、図面で見てたのとは違う完成イメージが湧いてきます。

壁一面に棚を作ると、裏に回って背板を取り付けるのが大変です。

取り付ける部材と工具を用意して棚の裏にくぐって回るんですが”ビスが足りない”ってなると、またくぐって戻る。こういう作業はやっぱり一人だと大変です。

キッチン家電を並べるスペースには1枚板を用意しました。

パソコン置いてレシピ見たりできるスペース欲しかったんですが、残念ながら取れませんでした。いまはスマホで見てるので必要なかったのかな?!

見せる工夫と見せない工夫

オシャレな食器や眺めたいモノを見せる

木の器は雰囲気があるし、お酒のラベルはデザインが恰好良いので並べて見せるようにします。

お店で見るようなオシャレなカップやグラスを並べるのも良いですね。

物がたくさん置かれていない、ゆとりのある空間は高級感がありますね。

いまは生活しやすいことも考えなくてはいけないので妥協かな。将来は断捨離していきたいと思います。

生活感があるモノは見せない

生活感があるものはなるべく見えないようにします。

細々した調味料、キッチン家電のマニュアル類やレシピ本、絶対近くに必要なモノですが生活感が見えるものは扉を付けて見えないようにします。

必要な時に出し入れしやすいよう引き出しトレーを付けました。

炊飯器とホットプレートは食卓まで移動できるようにキャスター付きワゴンにしました。

使うときは引き出せるようにスライドレールを付けています。これは作って良かった。

旅館に泊まったときに食卓に置かれるおひつご飯に憧れてましたが、実際使ってみると電気コード抜く必要があるし、最近は少食になってきて食べる量も減ってきたのでおかわりもしなくなった。いまのところ移動させて使ったのは1、2回かな。

今後は食器棚を作ったり、猫用トイレに出入り口を付けたいと考えています。まだまだ作業は残っていますが、ゆっくりバージョンアップしていきたいと思います。

最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。

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